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Archive for 2012年12月

Time Machine用にProLiant MicroServerを導入

家族で共用のTime Machineを使ったバックアップ先に、QNAPのTurboNAS 410というNASを使っています。
これは非常に使い勝手の良い製品なのですが、ARMをCPUに使ったソフトウェアRAIDなので、I/O性能があまり高くありません。
Time Machineで使用する場合バックアップ時は問題ありませんが、過去のファイルをブラウズする操作が実用にならない程遅いです。
RAID5でなければ実用的な性能が出るのかもしれませんが、目的に沿わないので試していません。

そこでx86を使った高速な製品を物色していて、ReadyNAS Ultra4TurboNAS 469Lあたりを考えていたのですが、良いお値段なのでなかなか踏ん切りがつきませんでした。
そんな折に、HPのProLiant MicroServerが2万円以下という事を知り、FreeNASあたりを使えば手間も商用のNASと大差無いと判断して導入してみました。

性能は十分です

期待通りの性能が出ました。
Time Machineでの過去のファイルのブラウズも軽快で、十分必要なファイルを探しまわれます。

大変五月蝿いです

静音サーバという事になっていますが、NASとは比較になりません。
電源FANとケースFANが分離しており、双方ともに音量があります。
低負荷時にCPUのクロックを下げたり、HDDをスピンダウンしたりさせてみましたがも焼け石に水です。
静粛を求めるのであれば、大人しくNASを買うべきです。

楽ではありません

FreeNASはNASと言うよりも、商用LinuxディストリビューションのGUI設定ツールのような物です。
UNIXのユーザ管理や、Samba、Netatlkの知識が必要です。

僕はNASのユーザ管理やファイル共有設定には、次のような物が求められると考えています。

  • 複数のユーザを作成して共有領域を読み書きした時に、パーミッションに起因する問題が起きない
  • WindowsとMacのクライアントが混在する時に、文字化けが起きたり管理ファイルが見えたりしない

QNAPなどは上記を実現する為に、UNIXやSambaやNetatalkを上手に隠蔽して独自の設定をユーザに見せています。
結局、Linuxで自宅サーバを構築していた頃と大差無い手間が必要でした。

細かい話をすると、WebDAVのサポートが無いのでiOSなどからのアクセスが辛いです。

ファイル共有でユーザが相互に読み書きするコツ

複数ユーザで共有領域を利用する場合、ユーザ作成時にプライマリグループを「staff」あたりにしておくと楽です。
新規ファイルにグループ書き込みパーミッションさえ付けば、ユーザ間の読み書きが問題になる事が無いので。

CIFSの共有に設定については、「高度な設定」の「補助パラメータ」にアクセスを許すユーザを列記する必要があります。

valid users = "ユーザ1,ユーザ2"
write list = "ユーザ1,ユーザ2"

特にパーミッションは心配無いです。

AFPの共有設定については、「許可リスト」と「読み込み/書き込み可能アクセス」にアクセスを許すユーザを列記する必要があります。
またパーミッションは、「Default file permission」と「Default directory permission」のGropのWriteにチェックを入れる必要があります。

Macから接続する時にCIFSを使うとロクでも無いパーミッションが設定されるので、避ける事をお勧めします。

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カテゴリー:サーバ, ハードウェア