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ZippedImages Etcetera 1.0をリリース

僕は普段、技術書を全部職場の書架に置いているのですが、金曜日になると数冊持ち帰ります。土日に書きそうなプログラムに関係する書籍を選ぶ訳ですが、残念な事に大抵外しています。「ああこの本じゃなくて、あの本にあのあたりにサンプルプログラムが載っていたのに……」的な失敗です。

そこで蔵書を全部電子化して、ノートパソコンで持ち歩く方向で行く事にしました。PK-513Lという断裁機で書籍を裁断して、両面スキャナのScnaSnap S510に読み込ませて電子化を進めています。毎日がんばっても、数年かかりそうな分量でアレですが……

さてその電子化ですが、書籍の内容によってフォーマットを選んでいます。

技術書
画像読み取り後に、PFDに変換します。字面はOCRで文字認識させて、画像の文字位置に透明なテキストとして重ねます。書籍名や著者名は、メタ情報として付加します。
OCRの精度には限界があるのですが、Spotlightで本文を検索できるので死ぬ程便利です。メタ情報やサムネイルは、Finderでも表示可能です。

漫画
画像読み取り後に、ZIPアーカイブにまとめます。PDFよりも再生負荷が小さく、多様な機器で表示できます。ZIPアーカイブにはメタ情報が無いのでSpotlightによる検索はファイル名頼りです。Finderでサムネイル表示もできません。

ZIPアーカイブに固めた画像ファイルは手軽なのですが、今一Finderでの扱いが寂しいです。そこで、ZippedImages Etceteraを開発しました。

ZippedImagesEtcetera 1.0

ZippedImages Etceteraは、ZIPアーカイブに固めた画像ファイルのメタ情報をSpotlightで検索できるようにしたり、Finderでサムネイル表示できるようにするプログラムです。

インストール
ZippedImagesMetadataImporterを~/Library/Spotlightに、ZippedImagesPreviewGeneratorを~/Library/Quicklookにコピーしてください。逆にアンインストールする時は、これらをゴミ箱に捨てればOKです。

メタデータの付け方
下記のような内容のファイルを、ZIPアーカイブにZippedImages.yamlというファイル名で追加してください。現状、この作業をGUI操作で行うツールは用意できていません。

Title: "書籍名"
Authors:
  - "著者名1"
  - "著者名2"
PublishDate: 2010-05-09
Thumbnail: "0001.jpg"

Titleは書籍名、Authorsは著者名、PublishDateは発売日、Thumbnailはサムネイルに使う画像のZIPアーカイブ内でのファイル名です。著者名の所は行数可変なので、複数の値を入力できます。また全ての値は省略可能です。
文字エンコーディングはUTF-8、改行コードはLF(ラインフィード)を想定しています。エディタで保存する時に注意してください。書式はYAMLと呼ばれる物ですが、使う分には良く判らなくても無問題です。

メタ情報の表示
Finderで、ZIPアーカイブの情報パネルを表示してみてください。
詳細情報欄に、タイトル(Title)、作成者(Authors)、Published(PublishDate)が表示されはずです。また、プレビュー欄にはThumbnailで指定した画像が表示されます。

サムネイルの表示
Finderをアイコン表示かカバーフロー表示に切り替えてください。Thumbnailで指定した画像で表示されます。

プレビューの表示
Finderでクイックルックを実行してください。Thumbnailで指定した画像で表示されます。

Spotlightで検索
TitleとAuthorsで指定した値は、Spotlightで検索できます。詳細検索の場合、Titleはタイトル、Authorsは作成者として検索できます。また独自の検索属性として、以下の二つを追加しています。

  • Zipped Images – ZIPアーカイブにZippedImages.yamlが含まれている事を示す真偽値
  • Published – PublishDateで指定した発売日の日付値

詳細検索条件にZipped Imagesを指定すると、ハードディスク内のメタ情報を付けたZIPアーカイブが全部抽出されるので、スマートフォルダとして保存しておくと一覧表示に便利だと思います。Publishedの方は、発売順にソートする時に使えるでしょう。

今後の予定
とりあえず、メタ情報の編集エディタを用意したいと思っています。一回解凍して、ZippedImages.yamlを作成して、もう一度圧縮するのは面倒すぎるので。
内部的にSpotlightを使って、ハードディスク内のメタ情報を付けたZIPアーカイブをiTunesのように表示させるブラウザとか素敵な気もしますが、作業ボリューム的に実現できるか謎です。
あと、クイックルックはページングに対応したいかも。

技術書の話から入ったのに、作ったソフトは漫画用ですかw

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